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絵巻 (角川文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 251274 位
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| 参考価格: | ¥ 1 (消費税込)
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絵巻を小説で
美しさと醜さの両面を孕んだ源平時代を少し変わった手法で描いています。五編の小説のそれぞれに静賢法印日記というものが付されています。本編が絵巻の絵の部分に当たり、日記が絵巻の詞書の部分であると永井はしています。本編五つはどれも源平時代のものとはいえ、時間の跳躍が多く連続した作品とは言えません。そのばらばらの五編を静賢法印日記が貫いて、全体としてまとめています。
静賢法印は後白河法皇の側近で、日記は永井の創作です。彼は冷徹な目で、源平時代を見つめます。その目はすなわち永井自身の目でもあるわけで、本編で時代を描き、日記でその批判、批評をしていることになります。後白河法皇を美的感覚だけに優れた政治不能者と見なしているのがこの作品のある意味では柱です。
角川書店
望みしは何ぞ―王朝・優雅なる野望 (中公文庫) 王朝序曲―誰か言う「千家花ならぬはなし」と〈下〉 (角川文庫) 王朝序曲―誰か言う「千家花ならぬはなし」と〈上〉 (角川文庫) 波のかたみ―清盛の妻 (中公文庫) 氷輪 (下) (中公文庫)
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